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0120-556-953 受付時間:午前9時~午後6時(土日祝日・年末年始を除く)

研修内容

フルハーネス型墜落制止用器具特別教育

建設現場で転落防止器具として使用されていた安全帯が、法改正により「墜落制止用器具」と名称が変更になり、さらにフルハーネス型の墜落制止用器具の使用が原則となりました。
本研修では、高所での作業知識、器具の知識や使用方法などを通して、転落・墜落の防止方法を学ぶことができます。

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対象者

労働安全衛生規則の一部改正(2019年2月1日施行)および安全衛生特別教育等の一部を改正する告示により「高さ2m以上の箇所であって作業床を設けることが困難なところにおいて、墜落制止用器具(安全帯)のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業に係る業務(ロープ高所作業に係る業務を除く)を行う方、労働災害について学びたい方

受講される⽅やご担当者さまのお悩み

「建設現場のリスクについて学びたい」
「フルハーネス墜落制止用器具に関する正しい知識がない」
「労働災害についての知識をつけたい」

研修内容

本研修では、主に労働安全衛生規則の一部改正(2019年2月1日施行)および安全衛生特別教育等の一部を改正する告示により「高さ2m以上の箇所であって作業床を設けることが困難なところにおいて、墜落制止用器具(安全帯)のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業に係る業務(ロープ高所作業に係る業務を除く)を行う方を対象に、高所での作業に関する知識やフルハーネス型の墜落制止用器具に関する知識や使用方法、実例を用いた労働災害の紹介を行い、防止方法を学ぶことができます。

研修のポイント

建設業界で起こる転落や墜落の労働災害を防止する器具として何十年もの間、安全帯が使用されてきました。今後さらに安全性を高めていくために以前、安全帯と呼ばれていた器具が「墜落制止用器具」と名称が変更になり、さらにフルハーネス型の墜落制止用器具の使用が原則となりました。正しい知識、使用方法、労働災害防止のための対策を学ぶことによって、幅広く建設業界のリスク対策に役立てます。

研修プログラム例

「フルハーネス型墜落制止用器具特別教育【1日】」

1.作業に関する知識

(1)高所作業に使用する設備の種類および構造
(2)高所作業の方法および設備の取扱い方法
(3)高所作業に使用する設備の点検および整備

2.フルハーネス型墜落制止用器具に関する知識

(1)フルハーネス型墜落制止用器具の種類および構造
(2)ランヤードの種類および構造
(3)作業に応じた墜落制止用器具の選定方法
(4)ランヤード取付設備等の種類および構造

3.フルハーネス型墜落制止用器具等の使用方法

(1)フルハーネス型墜落制止用器具の装着方法
(2)ランヤードの取付設備等への取付け方法
(3)フルハーネス型墜落制止用器具使用時の留意点
(4)フルハーネス型墜落制止用器具の関連器具の使用方法
(5)フルハーネス型墜落制止用器具の点検および整備の方法
(6)廃棄・交換の目安

4.労働災害の防止に関する知識

(1)墜落による労働災害の防止のための措置
(2)落下物による危険防止のための措置
(3)感電防止のための措置
(4)保護帽の使用方法および保守点検の方法
(5)事故発生時の措置(On Site Rescue)
(6)その他作業に伴う災害およびその防止方法

5.関係法令

(1)関係法令を学ぶ前に
(2)労働安全衛生法のあらまし
(3)労働安全衛生施行令(抄)
(4)労働安全衛生規則(抄)

※特別教育は規定の時間数が受講できない場合、修了証の発行ができません。予めご了承ください。

受講料

13,200円(税込)

研修スケジュール

本研修のお問い合わせ


全研修の実績

受講者様数
3,173人
開催数
348回

※2021年5月31日時点

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