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0120-556-953 受付時間:午前9時~午後6時(土日祝日・年末年始を除く)

研修内容

職長・安全衛生責任者教育

労働省方式現場監督者安全衛生トレーナーの資格を持つ講師と共に、労働環境のリスクを評価する「リスクアセスメント」や、「監督方法や指示方法」についてグループディスカッションを行い、知識を深めていただきます。

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対象者

職長・安全衛生責任者の職務に従事することとなった方、作業中の労働者を直接指導または監督する立場となる方

受講される⽅やご担当者さまのお悩み

「職長・安全衛生責任者教育を外部に委託したい」
「職長・安全衛生責任者教育の指導をできる講師担当者がいない」
「職長や安全衛生責任者の立場になった」
「安全衛生に関する知識をつけたい」
「現場監督として、職長・安全衛生責任者に指示を出すのに、職長・安全衛生責任者の業務内容が分かっていない」

研修内容

本研修では、厚生労働省が推進する「職長教育」と「安全衛生責任者教育」を統合した「職長・安全衛生責任者教育」の内容を、労働省方式現場監督者安全衛生トレーナー(RSTトレーナー)の資格を持つ講師が講義を行います。労働環境のリスクを評価する「リスクアセスメント」や、職長や指導・監督者の立場としての「監督方法や指示方法」についてグループディスカッションを行いながらスキルを身につけます。様々な立場の方が一緒のグループでディスカッションを行うことで、経験者と未経験者との知識共有も図れます。

研修のポイント

建設現場の責任者や指揮・管理の立場となる方ほとんどが受講している「職長・安全衛生責任者教育」を手軽に受講することが可能です。企業様など団体のみの受講だけでなく、個人の受講ももちろん可能。業界未経験者〜業界経験者の方まで、幅広い受講者の方に、より深く、実用的な知識を身につけて頂くことを目的としております。職長の業務や安全衛生管理の必要性などをしっかりと学ぶことで、労働災害や事故などのリスク対策に役立てます。

研修プログラム例

職長・安全衛生責任者教育【2日間】

◆1日目
1.職長の役割

(1)職長とは
(2)職長の役割と責務
(3)職長教育の教育事項

2.職長のリスクアセスメントの実施とその結果に基づくリスク提言措置

(1)リスクアセスメントとリスク提言措置
(2)リスクアセスメントの職場での具体的実施方法
(3)リスクアセスメントの意義と効果
(4)リスクアセスメントに基づく機械設備の安全化
(5)リスクアセスメントに基づく健康問題などへの対応
(6)リスクアセスメント実施例
【討議】リスクアセスメントに関して

3.職長の立場よりみた労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)

(1)OSHMSとは何か
(2)OSHMSの導入と職長の役割
(3)職場の安全衛生実行計画

4.労働災害防止についての関心の保持および労働者の創意工夫を引き出す方法

(1)ヒューマンファクター
(2)労働防止についての動機づけ
(3)安全衛生活動の進め方
(4)創意工夫の必要性
(5)職場の創意工夫を高める雰囲気づくり
(6)作業者一人ひとりの想像力を高める方法

5.設備の改善

(1)作業設備の安全化について
(2)安全な設備としての条件
(3)機械の安全化のために
(4)本質安全化とは
(5)作業設備の安全化の例

◆2日目
6.職長の指導・教育の進め方

(1)指導及び教育の目的と意義
(2)効果的な指導・教育を進めるための6つの手順
(3)OJT〜技術取得を中心に〜

7.職長の監督・指示の方法

(1)日常業務における監督力の発揮
(2)監督体制の整備
(3)指示の仕方
(4)いい人間関係の形成とコミュニケーション能力の向上
(5)リーダーシップ能力の向上
(6)問題解決力の養成
【討議】監督・指示方法に関して

8.適正配置

(1)適性の重要性
(2)適正配置の考え方と進め方
(3)適正配置で考慮すること

9.整理整頓と安全衛生点検

(1)整理・整頓の進め方
(2)安全衛生点検の意義
(3)設備の日常点検
(4)設備の定期検査
(5)安全衛生点検の仕組みと効果的な進め方

10.作業手順の進め方

(1)作業手順はなぜ必要か
(2)作業手順書とは
(3)作業手順書作成のポイント
(4)教育と管理

11.異常時における措置

(1)異常時の措置
(2)異常の例
(3)異常の発見と措置

12.災害時における措置

(1)災害発生時の措置
(2)救急救命措置
(3)災害調査、分析、対策

13.安全衛生責任者の職務等

(1)労働安全衛生関係法令等の関係条項
(2)安全衛生責任者の役割と心構え

14.統括安全衛生管理の進め方

(1)安全衛生計画
(2)安全施工サイクル
(3)安全工程打ち合わせの進め方

※特別教育は、規定の時間数が受講できない場合、修了証の発行ができません。予めご了承ください。

受講料

16,500円(税込)

研修スケジュール

本研修のお問い合わせ


全研修の実績

受講者様数
3,173人
開催数
348回

※2021年5月31日時点

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